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骨粗鬆症検診・骨密度検査
骨粗鬆症検診

骨粗鬆症検診を受けましょう
骨粗鬆症は自覚症状が少なく、気づかないうちに進行する病気です。早期の予防・治療のために、定期的な検診を受けることが大切です。
骨粗鬆症検診について
骨粗鬆症検診は、健康増進法に基づき、40~70歳の女性を対象に5年ごとに実施されています。自治体によっては、対象年齢や性別を拡大している場合もあります。また、健康保険組合などが独自に実施する検診もありますので、詳細は各自治体や保健センターにご確認ください。
受診率の現状
骨粗鬆症検診の受診率は全国平均で4~5%と低く、2017年の調査では5.4%にとどまっています。これに対し、乳がん検診の受診率は44.9%と高く、多くの方が骨密度の重要性を見過ごしているのが現状です。
検診の目的
骨粗鬆症は自覚症状が少なく、自ら病気に気づくことが困難です。そのため、早期に検診を受け、骨密度の低下を把握することで、適切な予防・治療につなげることが重要です。
40歳を過ぎたら、定期的に骨粗鬆症検診を受けましょう。
骨粗鬆症検診
「骨密度」は、骨の強さを測るための重要な指標です。骨密度検査では、骨の中のカルシウムなどのミネラル量を測定し、若年層の平均値と比較して自分の骨密度が何%に相当するかを確認します。
骨密度測定の主な方法
DXA(デキサ)法
エネルギーの異なる2種類のX線を使用して測定します。腰椎や大腿骨近位部などの主要な骨を正確に測定できるため、最も信頼性の高い方法とされています。前腕のみを測るDXA法もあります。
超音波法
かかとやすねの骨に超音波をあてて測定する方法です。X線を使用しないため、妊娠中の方でも安全に測定できます。主に骨粗鬆症のスクリーニング検査として利用されます。
MD(エムディ)法
手の骨と異なる厚さのアルミニウム板を同時に撮影し、骨の密度を測定する方法です。診療所などで簡単に実施可能で、広く普及しています。

定期的な骨密度検査をおすすめします
骨密度は加齢とともに低下し、特に女性は40歳以上から注意が必要です。骨粗しょう症の予防・早期発見のためにも、定期的に骨密度検査を受け、自分の骨の健康状態をチェックしましょう。